福島県立医科大学医学部災害こころの医学講座は2013年10月1日に開設されました。当講座はその名が示すように、災害が人のこころにどのような影響を及ぼすのか、そして被災者に対してどのような精神保健上のケアや治療が必要となるのかを考え、検証し、実施・提言するという役割を担っています。
基盤研究C「複合災害被害避難・帰還者のレジリエンス獲得」研究班 (主任研究者 大戸斉)では、これまで2011年の震災・津波・原発事故を経験した方を対象として、レジリエンス (回復力) とメンタルヘルスの関係について研究を続けてまいりました。このたび、レジリエンスについてより多くの方に知ってもらうために、研究報告活動の一環として、ショートムービー「レジリエンス~福島の物語~」を作成し、令和4年4月25日、本学公式Youtubeチャンネルで公開されました (補足説明付字幕、英語版字幕もあります)。ムービーでは、実際にさまざまな困難に直面した方が徐々に日常生活を取り戻すための体験について取材し、それぞれの人が自分なりに新しい日常を積み重ねてこられた、その人その人のレジリエンスストーリーを紹介させていただいております。また、解説用ウェブサイトも開設いたしました。
2024年11月18日
2024年4月8日
2024年3月25日
2024年3月9日
2024年2月5日
2024年1月16日
2023年12月20日
2023年6月12日
2023年3月23日
2023年1月30日
2022年10月17日
2022年9月6日
2022年8月18日
2022年5月14日
2022年4月1日
2021年11月29日
2021年6月1日
災害こころの医学講座主催、東北大学コンダクター型災害保健医療人材養成プログラム・ふくしま心のケアセンター共催で、11月15日(金)13時~15時30分に支援者支援シンポジウム「災害中長期の支援者の疲弊とその支援」を開催しました。
※お申し込みされた皆様に11月18日にアーカイブ配信のお知らせをお送りしました。届いていない方は、災害こころの医学講座 d-kokoro@fmu.ac.jp にご連絡下さい。
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ポーリン・ボス(著)、瀬藤乃理子・小笠原知子・石井千賀子(訳)『パンデミック、災害、そして人生におけるあいまいな喪失:終結という神話』が出版されました。詳細はこちら
竹林助手が第35回福島県精神医学会学術大会で熊代賞(メディカルスタッフ部門)を受賞しました。
「コンダクター型災害保健医療人材の養成プログラム」の一環で、3月16日(土)13時~15時30分に災害メンタルケア実習(揺れ動く福島:13年目を迎えた被災地の課題)を開催します。
瀬藤乃理子・広瀬寛子(編)『グリーフケアとグリーフカウンセリング:死別と悲嘆へのサポート実践ガイド』が出版されました。詳細はこちら
「コンダクター型災害保健医療人材の養成プログラム」の一環で、6月10日(土)13時~15時30分に災害メンタルケア実習(WEBワークショップ「支援者を支える:災害後のメンタルヘルス」)を開催しました。
「コンダクター型災害保健医療人材の養成プログラム」の一環で、1月28日(土)13時~16時に災害メンタルケア実習(パネルディスカッション:逆境体験と子どもの育ち)を開催しました。
瀬藤准教授が日本サイコオンコロジー学会から教育功労賞を授与されました。
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福島県立医科大学医学部災害こころの医学講座では、本学倫理委員会の承認を得て、下記の研究を実施します。関係各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。
【研究課題名】COVID-19クラスター発生施設における医療・介護従事者のメンタルヘルスに関する後方視的検討
「コンダクター型災害保健医療人材の養成プログラム」の一環で、5月14日(土)13時~16時に災害メンタルケア実習(ワークショップ:原発災害からまなぶこと)を開催しました。
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WHOの許可を得て、前田教授と瀬藤准教授が「放射線・原子力緊急事態における心のケアのためのフレームワーク」を監訳しました。
前田教授らが監修し、後藤特命准教授・桃井特命准教授らが執筆して、「こころの相談対応の手引き:被災者の心に寄り添う」を作成しました。この研究は環境省委託事業「令和2年度放射線健康管理・健康不安対策事業(放射線の健康影響に係る研究調査事業)」において実施したものです。